2022/11/02 13:31
UL発祥の地はアメリカです。
ウルトラライトハイキング【Ultra Light Hiking】
とはその名の通り超軽い道具で山に行くことです。
もとを辿ればULはロングトレイル(長い距離を歩くための方法論)
として生まれたものです。
4000km前後の長大なコースで、
踏破するのに半年くらい必要になります。
そのような長距離を歩き続けるとなると、
装備はシンプルなほうがいいし軽いほうがいい。
そこでウルトラライトハイキングが考えられました。
Slowhikeで使用している素材を簡単にご紹介いたします。
【X-pac】
ヨットのセイル(帆)で使用されている軽さと強度に優れた「多層構造」の生地。
強度・軽さ・防水性を兼ね備えた優れた特殊マテリアルです。
【ECOPAK】
100%リサイクルポリエステルを使用した耐久性と防水性がすぐれ
製造上で発生するCO2を削減、オーガニックコットンと同等の環境負荷で
環境に優しいサスティナブルなマテリアルです。
【DCF】
スチールの15倍の強度を持つ超強力超高分子量ポリエチレン(UHMwPE) 繊維と
ポリエステル、ポリフッ化ビニルなどのフィルムで構成されたラミネートファブリックです。
「Dyneema Composit Fabric」の頭文字をとって「DCF」と呼ばれています。
防水性があり、透湿性能はありません。屈曲による分解もなく、紫外線にも耐性があります。
【HDPE X-GRIDSTOP】
2次リップストップ(Xグリッド)が HDPE繊維と交差することで、
擦れや引き裂きに対して非常に強く、しなやかで軽量。
裏面にはPU(ポリウレタン)コーティングが
施されているので防水性もあります。
【Rabic】
ROBIC® は高強力繊維糸で作られた、標準的なナイロン生地と比較して最大50% の強度があり 、
最大2.5 倍の引き裂き強度があります。壊れにくく、破れにくい素材です。